久しぶりに真面目に作ったSWシナリオ
2005年1月9日 TRPG 函館のメンバーでTRPGをやってるのだが、1年半前からやってるソードワールドのキャンペーンで前回俺がGMを担当。
前々回の終りで、PTのエルフが王立図書館に篭るといっていたので、そこからスタートする事に。
PTメンバーは、俺のドワーフ、人間の暗黒神信者のトレジャーハンター、知識バカのエルフ、金魚のフンのグラスランナー、芸術の神を信仰する吟遊詩人、と、シナリオ中に荷物運びになった元奴隷のNPC。
メンバーの各活躍を考えて、5秒ほど思考。。。シナリオの外枠完成。30分ほど考え、メモ帳にカキカキ。。。あ、こうするといいかも。うっし、敵もゴージャス、話題も盛りだくさん!
ってわけで、シナリオ完成。
シナリオ名「ビューティービューティー!」
春となり、雪も姿を消して行く頃、図書館で本をあさるエルフが一人。1冊の古文書に目を留める。
ユニコーンの住む森の中に古代の研究施設がある、という文献。
現在までのその遺跡に対する研究と調査の結果、すでに朽ち果て森の中に埋没してしまった、となっている。
研究の内容は、古代魔法と精霊、神聖魔法の融合。
魔法王国時代でも奇異の目で見られるような研究だったという。
その内容は現代明らかになっていないが、いくつかの推論が立てられ、精霊を魔法で食物に拘束し、成長させ、様々な神の力で補助し、
半永久的に優良な食物や水などを自動的に作り出す、というものが最も有力とされている。
塔の崩壊により精霊の力が解放されて、施設は瓦解、すでに原型をとどめていない。
文献の最後に、その施設に住んでいたと思われる人物の言葉が書かれている。
「わが欲するは、美と健康と、そして自由なり。ダラス=ビューティービューテイー」
ダラス(知名度14):古代、奴隷の肉体に様々な実験をし、不老の研究をしていた者として奇異の目で見られていた。
ほぼ同時刻、パーティーの住む館に一人の訪問客がやってくる。
「こちらにエルフの冒険者がいると聞いて来たのですが」
ファーライト、と名乗るエルフの男性。
最近森の精霊力がおかしくなっており、その調査をしたいのだが、どうやらエルフの力だけでは手に負えないもののようで、
エルフの冒険者とその仲間達に協力を仰ぐために人の町にやってきたらしい。
「原因とされる場所はすでに特定済みです。ですが我々だけではそこから先に進めないようで、皆さんの手をお借りしたい。」
「報酬は現金で3千ガメル、道具として魔晶石(12、15、18)を用意しました。」
「翌朝出発しますので、よろしくお願いします」
翌朝出発、ファーライトの案内で問題の場所に昼頃たどり着く。
地面には施設の壁だったようなもののカケラが散らばり、地面からは何本も大木がそびえている。
魔法の力を感じる事が出来れば、幻影の魔法が広範囲にかけられていることがわかる。
その魔法を解くと(目標値18)、風景が一変し、朽ち果てたと思われていたその施設は巨大な原型(高さ40メートル、横100メートル、
奥行き50メートル)をほぼとどめている。
建物は不思議な素材で出来ており、中の様子が見える。農場、魔獣、等など。
入口は一つ。「汝が欲するは?」
入口は中央よりやや左の位置にあり、中は高さ35メートル。幅は3メートルの通路が続く。
右には部屋B、左には部屋A、C。通路の突き当たりに上への階段と部屋D。
部屋A:外からは農場に見える。中にはマンティコアが1匹。
「汝が欲するは知恵か、それとも永遠不滅の死か」
「知恵を欲するならば、代価を出せ。死を欲するならば。。。」
倒されるなら、
「汝が見る物全てに滅びを与えよ!」
とカース。
ドラゴン遭遇後に来たなら、
「解放の言葉は、ファラリス」
部屋B:外からはドラゴンがいるように見える。中には農場。いくつかの魔法装置。狂ったドライアド、シルフ、ウンディーネ。
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
PTに襲い掛かる。
魔法の力の感知に成功すると、入って左奥に幻影がかけられている。
解除すると(目標値18)、一本の大木がそびえている姿が出てくる。
根元にマーファの祭器。
部屋C:外からは物置に見える。中にはドラゴン。
「まだ何か用か!?」
「すまぬ、やつらとは違うようだな」
「我が鎖を解いてもらえまいか」
「この建物の中にマンティコアがいるはずだ。そやつが解放の言葉を知っている」
「中にはまだ奴の気配がある。気をつけるが良い」
解放後、
「礼に、これをやろう。」
ぺっ、っと何かを吐き出す。
ヨダレにまみれたそれは、フレアストーン(リフレッシュかファイヤーボール2回。使い捨て)。
「我が力の一部なり」
「我が名はジェノサイドストーム。さらばだ、小さき恩人よ。汝にマイリーの加護があらん事を」と、テレポートで姿を消す。
部屋D:外からはマンティコアがいるように見える。中は物置。ダガー+1(筋力5)
2階へあがると、まっすぐ続く通路が奥で左に折れている。
右側に部屋EFGH、左に曲がり左側にIJ。
EFGH:鉄格子の牢屋。鉄格子は魔法で強化。開錠目標値14。Eにはマーファ、Fには美の神、Gにはファラリス、Hにはマイリーの紋章。
白骨がそれぞれに3体分。
EFGの鍵が同時に2個以上解除されているとHの扉が開き、中からスケルトンウォーリア3体。
Gの白骨の一つはゴースト。ファラリス復活の儀式の最中に、祭器ごと連れてこられた。
「ファラリスの復活を」
「あの祭器は神官でも最高司祭と同じ能力を持つのだ」
部屋I:外からは個人の部屋に見える。中には棚が多数。魔方陣が一つ。
魔方陣には力は感じられない。
棚は試験管が多数。
中身のチェックは目標値13。
薬1 ラベルには「成功作」。hP満タン。毒や病気なども治る。(カースは治らない)
その後激しい痛みが身体を襲い、hp半減、mp半減。
男性は筋力+1となりマッチョに、女性は生命力+1となり豊かな身体に。
身長+10センチ。
3本
薬2 何も書かれていない。失敗作。何も起こらない。山ほど。
薬3 「危険」準失敗作。筋力+1、生命力−1。1本
薬4 「女性のみ」準失敗作。筋力−1、生命力+1。3本。
薬5 「徹夜薬」軽い興奮状態になり、6時間知力−2。mp全回復。効果が切れた後、24時間寝続ける。2本。
薬6 「第一段階」骨がきしみ、急激な成長。身長+30センチ。持続時間24時間。hp1になる。3本。
薬7 「第二段階」同上。効果時間永久。3本。
薬8 「第三段階」同上。身長+10センチ。持続時間24時間。2本。
薬9 「第四段階」同上。持続時間永久。2本。
部屋J:外からは実験室に見える。中は個室。
奥にはベッド、デスク。
「何者だ。」
中にはレイス。奥の壁に向かい、何かの作業中。(hp−5)
「我が研究を盗もうとするものだな?許さん!」
奥の壁に扉。
部屋K:中には小さな「塔」と3種類の「祭器」。レプラコーン。大木の幹。
ファラリスの祭器が稼動中。他のふたつは力を失っている。
法則を無視して育つ枝。建物を少しずつ圧迫している。
ファラリスの祭器を破壊すると、正常な成長に戻り、精霊力も戻る。
「皆様、ありがとうございます」エントの声。シャーマ…
前々回の終りで、PTのエルフが王立図書館に篭るといっていたので、そこからスタートする事に。
PTメンバーは、俺のドワーフ、人間の暗黒神信者のトレジャーハンター、知識バカのエルフ、金魚のフンのグラスランナー、芸術の神を信仰する吟遊詩人、と、シナリオ中に荷物運びになった元奴隷のNPC。
メンバーの各活躍を考えて、5秒ほど思考。。。シナリオの外枠完成。30分ほど考え、メモ帳にカキカキ。。。あ、こうするといいかも。うっし、敵もゴージャス、話題も盛りだくさん!
ってわけで、シナリオ完成。
シナリオ名「ビューティービューティー!」
春となり、雪も姿を消して行く頃、図書館で本をあさるエルフが一人。1冊の古文書に目を留める。
ユニコーンの住む森の中に古代の研究施設がある、という文献。
現在までのその遺跡に対する研究と調査の結果、すでに朽ち果て森の中に埋没してしまった、となっている。
研究の内容は、古代魔法と精霊、神聖魔法の融合。
魔法王国時代でも奇異の目で見られるような研究だったという。
その内容は現代明らかになっていないが、いくつかの推論が立てられ、精霊を魔法で食物に拘束し、成長させ、様々な神の力で補助し、
半永久的に優良な食物や水などを自動的に作り出す、というものが最も有力とされている。
塔の崩壊により精霊の力が解放されて、施設は瓦解、すでに原型をとどめていない。
文献の最後に、その施設に住んでいたと思われる人物の言葉が書かれている。
「わが欲するは、美と健康と、そして自由なり。ダラス=ビューティービューテイー」
ダラス(知名度14):古代、奴隷の肉体に様々な実験をし、不老の研究をしていた者として奇異の目で見られていた。
ほぼ同時刻、パーティーの住む館に一人の訪問客がやってくる。
「こちらにエルフの冒険者がいると聞いて来たのですが」
ファーライト、と名乗るエルフの男性。
最近森の精霊力がおかしくなっており、その調査をしたいのだが、どうやらエルフの力だけでは手に負えないもののようで、
エルフの冒険者とその仲間達に協力を仰ぐために人の町にやってきたらしい。
「原因とされる場所はすでに特定済みです。ですが我々だけではそこから先に進めないようで、皆さんの手をお借りしたい。」
「報酬は現金で3千ガメル、道具として魔晶石(12、15、18)を用意しました。」
「翌朝出発しますので、よろしくお願いします」
翌朝出発、ファーライトの案内で問題の場所に昼頃たどり着く。
地面には施設の壁だったようなもののカケラが散らばり、地面からは何本も大木がそびえている。
魔法の力を感じる事が出来れば、幻影の魔法が広範囲にかけられていることがわかる。
その魔法を解くと(目標値18)、風景が一変し、朽ち果てたと思われていたその施設は巨大な原型(高さ40メートル、横100メートル、
奥行き50メートル)をほぼとどめている。
建物は不思議な素材で出来ており、中の様子が見える。農場、魔獣、等など。
入口は一つ。「汝が欲するは?」
入口は中央よりやや左の位置にあり、中は高さ35メートル。幅は3メートルの通路が続く。
右には部屋B、左には部屋A、C。通路の突き当たりに上への階段と部屋D。
部屋A:外からは農場に見える。中にはマンティコアが1匹。
「汝が欲するは知恵か、それとも永遠不滅の死か」
「知恵を欲するならば、代価を出せ。死を欲するならば。。。」
倒されるなら、
「汝が見る物全てに滅びを与えよ!」
とカース。
ドラゴン遭遇後に来たなら、
「解放の言葉は、ファラリス」
部屋B:外からはドラゴンがいるように見える。中には農場。いくつかの魔法装置。狂ったドライアド、シルフ、ウンディーネ。
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
PTに襲い掛かる。
魔法の力の感知に成功すると、入って左奥に幻影がかけられている。
解除すると(目標値18)、一本の大木がそびえている姿が出てくる。
根元にマーファの祭器。
部屋C:外からは物置に見える。中にはドラゴン。
「まだ何か用か!?」
「すまぬ、やつらとは違うようだな」
「我が鎖を解いてもらえまいか」
「この建物の中にマンティコアがいるはずだ。そやつが解放の言葉を知っている」
「中にはまだ奴の気配がある。気をつけるが良い」
解放後、
「礼に、これをやろう。」
ぺっ、っと何かを吐き出す。
ヨダレにまみれたそれは、フレアストーン(リフレッシュかファイヤーボール2回。使い捨て)。
「我が力の一部なり」
「我が名はジェノサイドストーム。さらばだ、小さき恩人よ。汝にマイリーの加護があらん事を」と、テレポートで姿を消す。
部屋D:外からはマンティコアがいるように見える。中は物置。ダガー+1(筋力5)
2階へあがると、まっすぐ続く通路が奥で左に折れている。
右側に部屋EFGH、左に曲がり左側にIJ。
EFGH:鉄格子の牢屋。鉄格子は魔法で強化。開錠目標値14。Eにはマーファ、Fには美の神、Gにはファラリス、Hにはマイリーの紋章。
白骨がそれぞれに3体分。
EFGの鍵が同時に2個以上解除されているとHの扉が開き、中からスケルトンウォーリア3体。
Gの白骨の一つはゴースト。ファラリス復活の儀式の最中に、祭器ごと連れてこられた。
「ファラリスの復活を」
「あの祭器は神官でも最高司祭と同じ能力を持つのだ」
部屋I:外からは個人の部屋に見える。中には棚が多数。魔方陣が一つ。
魔方陣には力は感じられない。
棚は試験管が多数。
中身のチェックは目標値13。
薬1 ラベルには「成功作」。hP満タン。毒や病気なども治る。(カースは治らない)
その後激しい痛みが身体を襲い、hp半減、mp半減。
男性は筋力+1となりマッチョに、女性は生命力+1となり豊かな身体に。
身長+10センチ。
3本
薬2 何も書かれていない。失敗作。何も起こらない。山ほど。
薬3 「危険」準失敗作。筋力+1、生命力−1。1本
薬4 「女性のみ」準失敗作。筋力−1、生命力+1。3本。
薬5 「徹夜薬」軽い興奮状態になり、6時間知力−2。mp全回復。効果が切れた後、24時間寝続ける。2本。
薬6 「第一段階」骨がきしみ、急激な成長。身長+30センチ。持続時間24時間。hp1になる。3本。
薬7 「第二段階」同上。効果時間永久。3本。
薬8 「第三段階」同上。身長+10センチ。持続時間24時間。2本。
薬9 「第四段階」同上。持続時間永久。2本。
部屋J:外からは実験室に見える。中は個室。
奥にはベッド、デスク。
「何者だ。」
中にはレイス。奥の壁に向かい、何かの作業中。(hp−5)
「我が研究を盗もうとするものだな?許さん!」
奥の壁に扉。
部屋K:中には小さな「塔」と3種類の「祭器」。レプラコーン。大木の幹。
ファラリスの祭器が稼動中。他のふたつは力を失っている。
法則を無視して育つ枝。建物を少しずつ圧迫している。
ファラリスの祭器を破壊すると、正常な成長に戻り、精霊力も戻る。
「皆様、ありがとうございます」エントの声。シャーマ…
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